あなたの素敵な旅の思い出づくりのお手伝いをします。

二十四節気」（にじゅうしせっき）

５月２０日～６月４日頃　二十四節気「小満（しょうまん）」

「小満（しょうまん）」は、辺りの草木が所狭しとお生茂り満ち始める頃です。先日訪れた
縮景園の木々の青々とした枝葉も濯瓔池の湖面に張り出しています。時折通り抜ける風に活き
活きとした満ちる空気を感じます。本格的な「梅雨」を前に訪れる「走り梅雨（づゆ）」も
この頃です。立夏から始まった夏が、さらに夏らしくなってくるのが小満で、日に日に夏らし
くなる「夏めく」と言います。NHK大河ドラマの「光る君へ」の紫式部に表現される日本語の
「形容詞」の豊かさには本当に驚くばかりです。５月の終わりころ七十二候では「麦秋至」
（むぎのときいたる）と表しますが、秋に蒔いた麦が熟したわわになり収穫の時期を迎えます。
一昔前は、６月1日は学生服など夏服への衣替えの時期でしたが、今は前後移行期間がある
ようです。衣類だけでなく、お部屋の、そして庭先の衣替えも。。。ホームセンターの店先
にも夏のアイテムへ並び替えられ、ショッピングも楽しみな頃合いです。

ミニガイド

　 ヒロシマの心【平和記念公園】

平和記念公園内の「原爆死没者慰霊碑」には、日本人だけではなく原爆で亡くなった方や
その後被爆者として亡くなった、お名前が判明している方の名簿が石室に納められており
ます。名簿は他に、お名前がわからない方の「氏名不詳者多数」１冊があります。
正面の碑文には「安らかに眠ってください過ちは繰返しませぬから」と書かれております。
これは、すべての人々が世界平和の実現を誓う言葉「ヒロシマの心」とされております。
手前の多言語の説明板には、
「碑文はすべての人びとが原爆犠牲者の冥福を祈り戦争という過ちを再び繰り返さない
　　ことを誓う言葉である。過去の悲しみに耐え憎しみを乗り越えて全人類の共存と
　　繁栄を願い真の世界平和の実現を記念するヒロシマの心がここに刻まれている」
と記しています。
※2023年8月6日広島松井市長による平和宣言「ヒロシマの心」を伝えるNHKweb報道から引用しました

　　　　　　「碑文」　　　　　　　　　　「説明板」

　 ガイドの様子「待受けガイド」【縮景園】

５月17日（金）1１時　快晴
縮景園の季節写真撮りに来た折り、最初にすれ違ったのは、竹林を通り抜けるところでした。
外国のお客様の中には、若い方のお一人での来園者も結構いらっしゃいます。ヨーロッパでは
竹は分布しておらず、静寂の中青空に緑の竹が伸びる様がお気に入りのようでした。一周して
清風館の池近くでは、水面を指さしながら熱心に会話が弾んでいる、いつもの緑のハッピ姿の
ガイドを見かけました。市内からの散歩のようでした。ガイドは一期一会お互いに会話が弾む
楽しさが魅力ですね。

ひろしまのようす